うらたんざわ渓流釣り場

うらたんざわ渓流釣り場は、神奈川県相模原市にある渓流型管理釣り場である。相模川の支流、道志川に流れ込む清流「神の川」の最上流部に位置し、丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳から流れ出る清らかな水が特徴だ。そのため、非常に水質が良く、美しい魚体に出会えることでも知られている。
全長は約1.5kmにも及ぶ広大な釣り場で、釣り人のスタイルに合わせて3つのエリアに分かれているのが特徴だ。フライフィッシング専用の「ヤマメクラシックⅠ」、初心者も楽しめる「ルアー・フライ・テンカラ・エリア」、そしてより自然に近い渓流体験ができる「ヤマメクラシックⅡ」がある。
魚種はニジマスの他、ヤマメやイワナ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、さらにはアルビノニジマスなども放流されており、様々な魚との駆け引きを楽しむことができる。エリアによっては完全リリース制が採用されており、バーブレスフックの使用が義務付けられている場所もあるため、訪れる際は事前にルールを確認することが重要だ。
山に囲まれた自然豊かな環境は、夏でも涼しく釣りを楽しめるため、夏場の釣り場としても人気が高い。また、水がクリアなので魚がルアーにアタックする瞬間を目視できることも、この釣り場の魅力の一つと言えるだろう。